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会社の管理部門 / 秘書業務の実務支援・親子向けアプリ

仕事の9割をAIへ。親子で使うアプリまで。

秘書業務と語学講師の仕事をするSayaさんが、6年前のWindowsで一度つまずいてからMacで作り直し、1か月で生活と仕事の9割をChatGPTからClaude Codeへ移した実録。資料の時間が3分の1になり、息子さんの塾学習アプリと、キャラクターと一緒に「今日のやること」を進める親子向けアプリまで自作しました。

Sayaさん Sayaさん受講生の実務への取り組み
AI Crew受講生Sayaさんのアイコン(パンダ)と、Sayaさんが作った親子向けアプリ「もふもふ おてがみ便」のログイン画面
本人が作ったアプリの画面(デモデータ)画像をタップすると拡大できます。

AIの学校「AI Crew」を運営しているみやっち🧑‍💻です。この記事は、生活と仕事の主軸だったChatGPTから、1か月でその9割をClaude Code(クロードコード)へ移した受講生、Sayaさんの実録です。最初からうまくいったわけではありません。古いパソコンで一度限界にぶつかり、パソコンを買い直して作り直すところから始まっています。

Sayaさんの実績: Sayaさんは、秘書業務と語学講師の仕事をしています。2026年4月にClaude Codeの外部ツール連携まで進め、5月には生活・業務の主軸の9割をChatGPTからClaude Codeへ移しました。メールの下書き、パソコンのファイル整理、プレゼン内容の見直しを任せ、資料の検索・作成・入力にかかる時間は3分の1になったと報告しています。息子さんと一緒に作った塾の学習アプリで学んだ息子さんは、塾のクラス分けテストで最上位クラスに上がりました。6月には、キャラクターに声をかけられながら子どもが今日のやることを進め、保護者とおてがみでやり取りできる親子向けのアプリを作っています。

この記事は、Sayaさんがみやっち🧑‍💻へLINEで送ってくれた毎月の振り返り(2026年4月〜6月)、AI CrewのDiscordへの課題提出(2026年6月4日)とみやっち🧑‍💻のフィードバック、Sayaさんがオープンチャットに寄せてくれた投稿をもとに構成しています。発言は読みやすさのために整えています。時間や金額の数字はご本人の報告によるもので、ここで紹介する成果はご本人の実績であり、同様の成果を保証するものではありません。作ったアプリは、公開の場所を載せずに画面だけで紹介します。

最初の壁は、6年前のWindowsパソコンだった

Sayaさんが最初にClaude Codeを入れたのは、6年前に買ったWindowsのパソコンでした。全体ライブでDifyを使ったGmailのワークフローを作り、その流れで導入を進めたそうです。4月の振り返りには、そのときの判断がこう書かれていました。

外部ツール連携までは可能。ただしVibe Coding以降は、スペック・操作性ともに限界と判断し、先月発売のMacBookを買い直し、Mac環境に移行して1から再構築しました。(Sayaさん)

Vibe Coding(バイブコーディング)は、AI Crewの教材ではアプリづくりに入る段階です。同じ手順を、WindowsとMacで2回やったことになります。遠回りに見えますが、Sayaさん自身は、この2回で「なぜこの環境・操作が必要なのか」まで腹落ちした、と書いています。

いちばん大きかったのは、ターミナルへの苦手意識でした。

当初はターミナル操作への心理的ハードルが大きかったのですが、Windows・Mac両方の環境で試行錯誤したことで、「ターミナルの方が速く・正確に進められる」感覚がようやく掴めてきました。(Sayaさん)

4月の全体ライブのあと、Sayaさんはこう送ってくれました。

まだ「暴れ馬を手に入れただけ」で、全然コントロールできていないことを痛感しました。(Sayaさん)

みやっち🧑‍💻が返したのは、プロンプトの書き方はそれほど難しくなく、大事なのはコンテキストとハーネス(AIに何を持たせ、どう動いてもらうかの設定)だ、ということです。Sayaさんからは、まさに今そのコンテキストとハーネスで「????」の状態だけれど、最初はターミナルという単語ですら「????」だったので、触っていくうちに少しずつ理解しながらClaude Codeを日常に染み込ませていきたい、と返ってきました。非エンジニアの方がつまずくターミナルの越え方は、Claude Code超入門②にまとめています。

1か月で、生活と仕事の9割をChatGPTからClaude Codeへ

5月の振り返りで、Sayaさんの状況は大きく変わっていました。

これまで生活・業務の主軸はChatGPTでしたが、先月から90%をClaude Codeへ移行することができました。プランもMaxに上げ、Aqua Voiceも導入した結果、本当に手放せない存在になりました。(Sayaさん)

Aqua Voiceは話した言葉を文字にする音声入力のツールです。「AIと会話する」から「AIを業務環境として使う」感覚が見え始めた1か月だった、とも書いています。

あまりの変わりように、みやっち🧑‍💻は「何かきっかけがあったのですか」と聞きました。返ってきたのは、きっかけは転職だと思う、という答えでした。新しい職場に移る前に自分の業務を棚卸ししたところ、とても一人では捌ききれない量だった。そこで、人を雇うつもりでClaude Codeに全振りしようと決めたそうです。

任せて助かっている作業として、Sayaさんは3つを挙げています。

  • Gmailの下書き
  • デスクトップのファイル整理
  • プレゼン内容の見直し。過去のプレゼンと照らし合わせて辛口に評価させ、改善点を出させ、その記録を資料として残す

ChatGPTは口だけ、Claude Codeには手足がついてる。その違いを日々実感しています。(Sayaさん)

チャット画面でやり取りするだけの使い方では、答えを受け取ったあとの作業は自分の手でやることになります。Claude Codeは、パソコンの中のファイル整理まで進め、Gmailなどと連携すれば下書きづくりまで任せられます。2つの道具の違いそのものは、Claude CodeとChatGPTの違いで整理しています。

秘書の仕事で、資料の時間が3分の1になった

Sayaさんがオープンチャットへ寄せてくれた投稿には、仕事での変化が具体的に書かれていました。

AI Crewに入る前は、秘書業務の資料作成・検索・入力、語学講師の教材研究まで、すべて自力でこなしていました。そこから、資料検索・作成・入力にかかる時間が3分の1に短縮。浮いた時間を、自分の学びや「対面でしかできないこと」に回せるようになりました。(Sayaさん)

同じ投稿で、最近の成果として挙げていたのが航空券です。夏に使う航空券の価格を毎日Claude Codeに半自動で調べさせて記録し、値下がりのタイミングで買う仕組みを試したところ、調べ始めたときより2万5千円安く確保できたそうです。

秘書の仕事は、調べる・まとめる・記録するの繰り返しです。その繰り返しを、毎日の価格の調査と記録にまで広げられるのが、手足のあるAIの使い方だとみやっち🧑‍💻は思います。

息子さんの塾学習アプリで、最上位クラスへ

アプリづくりは、AI Crewの教材に沿ってChatGPTのようなチャットアプリ(ChatGPTクローン)を作るところから始まりました。ただ、作り終えたSayaさんには手応えと同時に違和感が残ったそうです。

「どういう仕組みでアプリを構築していくのか」は少し見えてきた一方で、どこかClaude Code任せになってしまい、自分の理解としてはまだ掴み切れていない感覚もありました。(Sayaさん)

そこで、学んだことを息子さんの塾の学習アプリに応用し、実際に使いながら改善を重ねる形で、もう一度アプリ開発に取り組みました。Sayaさんの言葉では、みやっち🧑‍💻がよく話す「壊れた飛行機を直しながら操縦する」ように進めたそうです。

息子と一緒に試行錯誤しながら改善を重ねた結果、そのアプリでの学習のおかげで、塾のクラス分けテストで息子は最上位クラスに上がることができました。(Sayaさん)

塾学習アプリの画面は、この記事には載せていません。

「親に言われる」を「キャラクターと一緒に進める」に変えるアプリ

6月、Sayaさんは課題として提出できる形のアプリを作りました。その前に、5月の全体ライブでChatGPTクローンをもう一度作り、4月に残った違和感の正体に気づいています。

「Claude Code任せになってしまい、自分の理解として掴みきれていない」と感じた原因が、Maxのオートモードでデプロイまで一気に進めてしまったからだったと、全体ライブで初めて気づくことができました。(Sayaさん)

そうして作ったのが、「もふもふ おてがみ便」という親子向けのアプリです。

Sayaさんが課題提出で書いた、このアプリで解決したい悩みは、毎日の声かけです。「宿題やった?」「次はこれの準備だよ」といった声かけを保護者が一日に何度も繰り返すのは大きな負担で、子どもは指示されるほどやる気を失いがちです。そこで、保護者が設定した生活の指示を、子どもが自分で確認してクリアし、報告する流れにしました。

子どもの画面は、「やること」「ごほうび」「おてがみ」「おしゃべり」の4つに分かれています。以下の画面は、課題提出用のデモのデータです。

Sayaさんのアプリ「もふもふ おてがみ便」の子ども用の「やること」画面。上に「いまのポイント 25pt」、犬のキャラクター「エル」の吹き出し「その調子だよ〜!のこりもいっしょにがんばろ」。「きょうのやること」に「お風呂を沸かす 5pt」と「写真をとる」ボタン、「できたこと」に「学校の宿題 10pt」「朝ごはんを食べる 5pt」がチェック済みで並ぶ。下に「やること」「ごほうび」「おてがみ」「おしゃべり」のタブ
子ども用の「やること」の画面。やることにはポイントが付き、終わったものは「できたこと」に移ります。キャラクターの「エル」が声をかけています。

やることの画面には、保護者が設定した「きょうのやること」が並びます。お風呂を沸かす、学校の宿題、朝ごはんを食べる、といった項目にそれぞれポイントが付き、写真をとって報告できます。終わった項目は「できたこと」に移るので、できていること・できていないことが一目で分かります。画面の上では、Sayaさんが画像生成AI(Nano Banana Pro)で作ったキャラクターが「その調子だよ〜!」と声をかけています。

同じアプリの「おてがみ」画面。「ママとのおてがみ」の見出しの下に「ママにおへんじを書く」の入力欄とオレンジの「おへんじを送る」ボタン。ママからの「きょうもがんばってね!おうえんしてるよ」「タロウくんおはよう」「勉強どう?」と、子どもからの「いつもありがとう」のメッセージが日時付きで並ぶ
「おてがみ」の画面。ママからのおてがみに、子どもがおへんじを書いて送れます。

おてがみの画面では、保護者とメッセージをやり取りできます。「勉強どう?」と届いたおてがみに、子どもが「いつもありがとう」とおへんじを返す、という使い方です。

同じアプリの「おしゃべり」画面。パンダのキャラクター「ぱんだくん」が「やっほー!ぱんだくんだよ。今日はどの宿題からやる?ぱんだくんといっしょに、やる順番をきめよう!」と話しかけ、子どもの「すうがくにがてなんだよな」に「でも大丈夫だよ!ぱんだくんがついてるから、一緒に少しずつやっていこう!まずは簡単なもんだいから始めると、少しずつ自信がついてくるよ!」と返している。一部の語句はぼかし加工済み
「おしゃべり」の画面。宿題をやる順番を、キャラクターの「ぱんだくん」と一緒に決めています。一部の語句は記事用にぼかしています。

おしゃべりの画面では、OpenAIのAIを裏側に組み込んだキャラクターと話せます。ぱんだくんは「今日はどの宿題からやる?」と話しかけ、「すうがくにがてなんだよな」と打った子どもには、簡単な問題から一緒に少しずつやっていこう、と返しています。

「親から言われる」を「お気に入りのキャラと一緒に進める」に置き換えて、子どもの自発性を引き出しながら、保護者の声かけの負担を減らす。それがSayaさんの狙いです。息子さんと一緒に磨き込んだ版と、課題提出用のデモ版を、子ども用・保護者用それぞれで作り、あわせて4つのアプリになりました。この作り方の流れは、次も使えるようにSkills(AIに渡す手順書)として保存したそうです。

みやっち🧑‍💻のフィードバック

提出を受けて、みやっち🧑‍💻は子ども側と保護者側の両方にログインして触り、フィードバックの動画を返しました。最初に出た言葉は、完成度への驚きです。世界観ができあがっていて、スマホでもアプリのように使え、待ち時間の見せ方まで細かく作られていました。

そのうえで、アドバイスは2つだけでした。

  • ログインの入口を、保護者用と子ども用で分ける。分けておくと、同じブラウザで両方にログインしたまま確認できる
  • デモ用のアカウントは、Gmailのアドレスの@の前に「+」と好きな文字を足した宛先で作る。メールは同じ受信箱に届き、多くのサービスでは別のメールアドレスとして登録できる

Sayaさんはその日のうちに入口を分け、報告をくれました。

私は全くWeb系の人間ではないのに、Claude Codeと一緒ならここまでできるんだ、という点が、自分自身も一番びっくりです。(Sayaさん)

みやっち🧑‍💻がフィードバックの動画でいちばん伝えたかったのは、作る相手のことです。多くの人は「こういうのがあったらいいな」で作りますが、想定した相手が本当にそれを欲しがっているとは限りません。自分が使う、自分の子どもが使うから、やる気が出て、磨き込みが続く。修正の報告を受けたDiscordでも、みやっち🧑‍💻は「ターゲットユーザーが近くにいて、触って喜んでくれていたら続けられる」と返しています。

オートモードで走り、慣れたら一つずつ理解する

6月の振り返りへの返信で、みやっち🧑‍💻は学び方について次のように書きました。

  • 最初は何も理解できないので、手を止めてしまうのがよくない。だからオートモードでどんどん進めてよい
  • 慣れてきたら、1つずつ理解しながら進める
  • 遠回りに見えても、試行錯誤した数だけ上手くなる
  • 子どもが欲しがるものを作るのは、反応が直接見られるので、とてもいい方法

なお、Claude Codeは2026年8月から、Pro・Max・Teamプランの新しいセッションが最初からオートモードで始まるようになっています。

いま振り返ると、Sayaさんが5月に気づいた「任せきりの違和感」は、オートモードで走る段階から、一つずつ理解する段階へ切り替えるサインだったのだと思います。WindowsとMacで2回作ったことも、ChatGPTクローンを2回作ったことも、試行錯誤の数に入っています。Sayaさんの3か月は、まず走って環境を作り、仕事を移し、子どものために作り、違和感に気づいて自分の理解に落としていく、という順番で進んでいました。

この実例が効くのは、どんな人か

  • ChatGPTを毎日使っているが、答えをもらったあとの作業は自分の手でやっている方。ファイル整理や下書きまで任せられる道具に移ると、使い方の前提が変わる
  • 秘書・事務・講師など、調べる・まとめる・記録するが仕事の中心の方。資料の時間を減らし、対面でしかできない仕事に時間を回せる
  • ターミナルや専門用語が分からず、Claude Codeを始められずにいる方。分からないまま手を動かし、慣れてから一つずつ理解する順番で十分に届く
  • 子どもや家族のために「こういうのがあったら」と思っている方。使う相手が目の前にいるアプリは、作り続けられる

Sayaさんが特別だったのは、ITの経験ではありません。転職を前に業務を棚卸しして、人を雇うつもりでAIに任せると決め、うまくいかない理由を自分の言葉で振り返り続けたことです。

AI Crewの講座はClaude Code・Codexの両方に対応しており、受講生は経営者・個人事業主・士業・会社員まで、ほぼ全員が非エンジニアです。自分で使う業務アプリを作る進め方はVibe Codingとはに、ほかの受講生の実例はClaude Code活用事例に、講座そのものの説明はAI Crewとはにまとめています。

ChatGPTで止まっている毎日の作業を、手足のあるAIに移す形を具体的に見てみたい方は、まず無料セミナーでお会いしましょう。

Sayaさん受講生の声

ChatGPTは口だけ、Claude Codeには手足がついてる。その違いを日々実感しています

受講生が共有し、AI Crewで紹介している実践をまとめています。

次は、あなたの仕事を。

Claude Code・Codexで、どんな実務を作り変えられるのか。無料セミナーで実際の画面をご紹介します。

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「AI Crew」は株式会社AI Orchestraの登録商標(登録第6942947号)です。