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文字起こしAIの使いどころ|PLAUD NOTE Proで対面の会話を丸ごとClaudeに渡す【実機レビュー】


商談やコンサル、打ち合わせが終わったあと、記憶と手元のメモを頼りに議事録を起こす——この時間が地味に重い、と感じている方は多いと思います。

先に結論をお伝えします。文字起こしAIの一番の使いどころは、きれいな議事録を作ることではありません。会話の全文を、まるごと生成AIに渡すための入口として使うことです。みやっち🧑‍💻は、相手の了承をとったうえで対面の商談や打ち合わせをPLAUD NOTE Proで録音し、その文字起こしデータをそのままClaudeに読み込ませています。

文字起こしAIとは 会話や会議の音声を、AIが自動でテキストに変換する仕組みです。録音から文字起こし、要約までを一台でこなす専用デバイスや、パソコン・スマホで使うアプリがあります。議事録づくりの道具として語られがちですが、本当の価値は、会話の全文をそのまま生成AIに渡す「前工程」として使えるところにあります。

文字起こしを「議事録づくり」で終わらせるのはもったいない

世の中には「文字起こしアプリおすすめ比較」「議事録AIランキング」といった記事があふれています。その多くは、録音した会話をどれだけきれいに要約して議事録にできるか、を競っています。

でも、そこで止めてしまうと、一番濃い情報を捨てていることになります。対面のやりとりには、相手の言い回し、迷いながら口にした本音、その場の前提——議事録の箇条書きには残らない細部がぎっしり詰まっています。人が要約した時点で、この細部はごっそり落ちます。

たとえば商談のあと、記憶と走り書きのメモから議事録を起こす。時間がかかるうえに、数日も経つと「あの話はどういう文脈だったか」が思い出せなくなる——対面の記録には、そんな難しさがつきまといます。

みやっち🧑‍💻がたどり着いたのは、順序を逆にするやり方でした。会話を丸ごと録っておき、要約や議事録化はあとからAIにやらせます。同じ素材から議事録も、提案の下書きも、社内ナレッジも、何度でも作り直せる。この「まず丸ごと取る」への発想の転換が、対面の仕事の記録を一変させました。

対面の録音に使っているのはPLAUD NOTE Pro

みやっち🧑‍💻が対面の録音に使っているのは、PLAUD NOTE Proという録音デバイスです。相手の了承をとったうえで、対面の商談や打ち合わせは基本これで録っています。会話のコンテキストを逃さず丸ごと取れる。この一点で、いまや手放せない存在になりました。

正直に書くと、完璧なデバイスではありません。本体側の充電端子がUSB-Cではなく、マグネット式の専用ケーブルで、そこはちょっと面倒です。手持ちのUSB-Cケーブルをそのまま使い回せません。

それでもみやっち🧑‍💻は、この面倒さを受け入れました。むしろ、専用ケーブルを4本ほど買い足して、持ち歩くすべてのバッグに1本ずつ入れてあります。どのカバンで出かけても、対面の会話を録り逃さないためです。ここまでするのは、会話を取りこぼさないことそのものが、AI活用の土台になる投資だと考えているからです。

単体の要約に頼らず、生の全文をそのままClaudeに渡す

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。

PLAUD NOTE Proにも、純正アプリと連携した要約機能はついています。ただ、みやっち🧑‍💻の実感では、PLAUD側の要約はそこまで良くありません。だから、要約はデバイス任せにしないと決めています。

代わりにやっているのは、こういう流れです。

  1. PLAUD NOTE Proで対面の会話を録音する
  2. 録音から文字起こしした生の全文データを書き出す
  3. その全文を、そのままClaudeに読み込ませる
  4. 要約・議事録化・提案の下書き・ナレッジ化は、すべてClaude側でやらせる

出来上がった文字起こしは、自分の仕事のナレッジとして蓄積したり、話した相手に共有用のリンクとして渡したりしています。ポイントは、デバイスが出した「要約された結果」ではなく、「会話の全文=生のコンテキスト」をそのままAIに渡すこと。人の手を通さずに丸ごと渡してから、AI側で料理するわけです。

これは、コンテキストエンジニアリング——どの情報を、どんな形でAIに渡すかを設計する考え方——そのものです。渡す前提知識が濃く正確であるほど、AIの出力は安定します。文字起こしの生データは、対面の会話という一番濃い前提知識を、無加工でAIに渡す手段なのです。蓄積したやりとりをナレッジとして管理するところまでつなげると、AIの精度はさらに育っていきます。

なぜ「要約」ではなく「生の全文」をAIに渡すのか

理由はシンプルです。人が要約した瞬間に、情報はAIに届く前に減ってしまうからです。

要約とは、誰かが「重要だ」と判断したものだけを残し、それ以外を捨てる作業です。この判断が入った時点で、捨てられた細部はもうAIには渡りません。そしてAIは、渡されなかった情報をあとから補うことはできません。最初に細部を落とすと、その後どんなに賢いAIでも、落ちた部分は元に戻せないのです。

だから順序を逆にします。まず会話を丸ごと録って文字起こしで全文を取り、要約という「情報を減らす作業」はAI側にやらせる。こうしておくと、同じ全文から、目的に応じて何通りもの成果物を作り直せます。今日は議事録、明日は提案書の下書き、来週は似た相談への回答テンプレート——素材が丸ごと残っているから、あとからいくらでも角度を変えられます。

なお、みやっち🧑‍💻が専用デバイスを使っているのは、対面の商談やコンサルを録る場面が多いからです。オンライン会議が中心の方なら、会議の音声をそのまま文字起こしするNottaのようなアプリのほうが向く場面もあります。大事なのはデバイスの種類ではなく、会話を丸ごと取って生のままAIに渡す、という形をとることです。

よくある質問

対面の会話を録るなら、アプリと専用デバイスのどちらがいいですか?

オンライン会議が中心ならパソコンで使う文字起こしアプリ、対面の商談や面談が多いなら、その場の会話を録り逃さない専用デバイスが向いています。みやっち🧑‍💻は対面の商談やコンサルを録ることが多いので、PLAUD NOTE Proを常用しています。

要約は、デバイスとAIのどちらにやらせるのがいいですか?

生の全文をAIに渡して、要約や議事録化はAI側にやらせるのがおすすめです。デバイス側の要約に頼ると、細部が落ちたうえに作り直しがききません。全文さえ手元にあれば、目的が変わっても同じ素材から何度でも作り直せます。

文字起こしデータは、議事録以外に何に使えますか?

提案書の下書き、社内ナレッジの蓄積、共有用リンクの作成など、使い道は議事録にとどまりません。会話の全文をAIに渡しておけば、そこから必要な成果物を都度引き出せます。


対面の会話は、あなたの仕事のなかで一番濃い情報です。それを議事録づくりだけで使い切ってしまうのは、あまりにもったいない。録って、丸ごとAIに渡す。この小さな運用をひとつ入れるだけで、日々の記録の価値は大きく変わります。

AI Crewでは、こうした「AIに渡す情報の設計」を、実際にあなたの業務に合わせて一緒に組み立てています。気になる方は、まず無料セミナーでお会いしましょう。

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