GPT-6.1 Solが登場|1週間で後継、料金は据え置き。ChatGPTではWorkとCodexだけ【2026年9月29日発表】

GPT-6.1 Solは、OpenAIが2026年9月29日(米国時間)に発表した、GPT-6 Solの後継モデルです。API料金は入力2ドル・出力10ドルのまま据え置きで、ChatGPTで探す場所は今回もWorkとCodexです。普通のチャット画面にはまだありません。 GPT-6 Sol・Lunaの発表から7日後の更新で、最上位は引き続きGPT-6 Astraです。この記事は発表翌朝に公式資料を読んで整理したもので、みやっち🧑‍💻が使って確かめた内容ではありません。

GPT-6.1 Solとは: OpenAIが2026年9月29日(米国時間)に開発者向けイベントDevDay 2026で発表したAIモデルで、9月22日発表のGPT-6 Solのアップグレード(モデルIDは gpt-6.1-sol)。API料金は100万トークンあたり入力2ドル・出力10ドルでGPT-6 Solと同じ、最上位のGPT-6 Astraの5分の1。ChatGPTではPlus・Pro・Business・Enterprise・EduのWorkとCodexで使え、無料とGoは対象外、通常のChatにはまだ提供されていない。

いつ・どこで自分が使えるのか(今回もChatには無い)

先に場所の話をします。公式の本体告知によると、GPT-6.1 Solは発表当日から、Plus・Pro・Business・Enterprise・EduのユーザーがChatGPTのWorkとCodexで使えます。そして、Chatではまだ利用できないと明記されています。いつものチャット画面のモデル選択にGPT-6.1 Solが無くても正常です。

【2026年10月8日追記】 2026年10月7日(米国時間)にChatタブへ来たのはGPT-6 Sol(Plus以上)とGPT-6 Luna(無料・Go)で、GPT-6.1 Solではありません。GPT-6.1 SolがChatに来る時期は引き続き公表されていません。詳しくはGPT-6がChatGPTの通常チャットに登場した記事へ。

プランGPT-6.1 Sol使える場所
無料・Go対象外—
Plus・Pro・Business発表当日からChatGPTのWork、Codex
Enterprise・Edu管理者が有効にしてからChatGPTのWork、Codex
API提供ありモデルID gpt-6.1-sol

ChatGPTの公式ドキュメントは、対象をCodexのデスクトップアプリとCLI、そして “ChatGPT Work on the web and mobile” と書いています。つまりスマホのWorkでも使えます。モデルの紹介欄には、Workのデスクトップアプリ版とCodexのIDE拡張も提供先として載っています。

条件が2つあります。Enterprise・Eduは、管理者が有効にするまでGPT-6.1 Solがオフのままです。本体告知は対象プランの全ユーザーが使えると書いていますが、ドキュメント側にはこの条件が付いています。無料とGoは、開始時点では対象に含まれないと同じドキュメントに書かれています。WorkがどういうモードかはChatGPTとCodexの違いの記事で触れています。GPT-6.1 SolがChatに来る時期は公表されていません。

GPT-6 Solと何が変わったのか

料金と使える場所は同じで、変わったのはモデルの中身と細かい仕様です。公式のモデル仕様ページと料金ドキュメントから、GPT-6 Solとの違いを並べます。

項目GPT-6 SolGPT-6.1 Sol
API料金(入力・出力)2ドル・10ドル2ドル・10ドル(同じ)
キャッシュ入力0.20ドル0.10ドル
知識の締め日2026年4月20日2026年4月30日
5時間あたりの目安(Plus)15〜15015〜160
思考の深さの設定(API)noneに対応lowからmaxの5段階。noneとminimalは非対応
ChatGPTで使える場所WorkとCodexWorkとCodex(同じ)

公式の推奨モデルも、GPT-6 SolからGPT-6.1 Solへ入れ替わりました。 ChatGPTの公式ドキュメントは、複雑なコーディングとエージェント作業にはGPT-6.1 Solを、絞った繰り返し作業にはLunaを使うよう案内しています。推奨モデルのカードはAstra・GPT-6.1 Sol・Lunaの3枚になり、GPT-6 Solのカードは一覧から外れました。

一方で、変わっていないことが3つあります。

  • GPT-6 Solは引き続き使えます。ドキュメントはWorkとCodexで使えるモデルとしてGPT-6.1 Sol・GPT-6 Sol・GPT-6 Lunaを並べており、提供終了の記述はありません
  • GPT-5.5引退の置き換え先は、GPT-6 Solのままです。10月14日の引退に向けた案内は、9月30日朝の時点でGPT-6.1 Solに書き換わっていません。引退の中身はGPT-6 Sol・Lunaの記事に整理しています
  • 最上位はGPT-6 Astraのままです。本体告知は、総合的な能力では引き続きAstraが最高のモデルだと書いています。Lunaも今回は更新されていません

料金と、同じプランで送れる回数の目安

APIの従量課金は次のとおりです(100万トークンあたり・標準の単価)。

100万トークンあたりGPT-6.1 SolGPT-6 SolGPT-6 Astra
入力2ドル2ドル10ドル
キャッシュ入力0.10ドル0.20ドル1ドル
出力10ドル10ドル50ドル

入力と出力の単価はGPT-6 Solと同じで、GPT-6 Astraの5分の1です。下がったのはキャッシュ入力(同じ指示文や資料を繰り返し送るときの単価)で、標準の入力単価の5%になりました。入力が27万2000トークンを超えるリクエストでは、リクエスト全体の入力とキャッシュ入力が2倍、出力が1.5倍になります。この点はGPT-6 Sol・Astraと同じ構造です。

ChatGPTの月額プランの人に直接効くのは、5時間あたりに送れるメッセージ数の目安です。ChatGPTの公式ドキュメントに載っている、手元で実行する場合の数字を並べます(2026年9月30日時点)。

モデルPlusStandard Business
GPT-6 Astra5〜455〜45
GPT-6.1 Sol15〜16015〜160
GPT-6 Sol15〜15015〜150
GPT-6 Luna350〜3,000350〜3,000

GPT-6.1 Solの目安は15〜160で、GPT-6 Solの15〜150からほぼ据え置きです。公式はこの数字を固定の上限ではなく概算だとしており、週次の上限が別にかかることもあると書いています。Proについては、現在5時間の上限はないと公式が記載しています。9月23日時点の公式の表にあったPro(5倍・20倍)の欄は無くなりました。速度をFastにすると、プランに含まれる利用枠をStandardの2.5倍の速さで消費します。

性能はどこまで上がったのか(OpenAIの発表値)

数字はすべて、OpenAIが自社で測って発表したものです。比較に出てくる他社モデルの値は、公開レポートからの引用だと公式が注記しています。経営者・個人事業主・士業・会社員の仕事に近い順に並べます。

  • 複雑なPDFを読む力: GDP.pdfという、表やグラフの入ったPDFを読んで金融・医療・法務など10分野の専門的な質問に答えるテストの結果です。GPT-6.1 Solは、テストしたどの推論設定でも、フォールバックを使うClaude Opus 5.5より高いスコアを、半分未満のタスクあたりコストで達成したとされています。Astraに迫る性能を約5分の1のコストで、という説明です
  • 事実の誤り: 思考量「超高」のとき、事実誤認を1つ以上含む回答の割合は、GPT-6 Solの4.5%からGPT-6.1 Solで4.1%になりました(Astraは4.0%)。以前のモデルの誤りをユーザーが指摘した会話から作った、意図的に難しい問題での数字で、通常の利用を代表しないと公式が注記しています
  • 業務ワークフロー: AutomationBench 1.0.6という、47のツールを使う業務ワークフローのテストの結果です。思考量「中」のGPT-6.1 Solが、約3分の1のコストでOpus 5.5を2.2ポイント、同じ設定のGPT-6 Solを4.8ポイント上回ったとされています
  • 道具が壊れたときのふるまい: 検索ツールが壊れているのに、不具合を伝えず答えてしまった割合は、GPT-6.1 Solが2.8%、GPT-6 Solが4.9%、Astraが1.5%、Lunaが28.7%です(思考量最大・失敗を誘発する条件での測定)
  • パソコン操作とコーディング: OSWorld 2.0では思考量最大でGPT-6 Solを7ポイント上回り、コストは半分未満。DeepSWE v1.1では約5分の1のコストでGPT-6 Astraと同等で、GPT-6 Solの最高スコアを6.4ポイント上回ったとされています

読者の仕事に置き換えると、変わるのは「同じ料金・同じ枠で任せられる仕事の難しさ」です。先週GPT-6 Solに表の多い資料を読ませて物足りなかった人は、支払いを増やさずにGPT-6.1 Solで同じ資料をもう一度試せます。ただし上の数字は発表元の測定値なので、自分の業務で同じ差が出るかは流してみるまで分かりません。

同じ日に出たもの: Astra Ultrafastと月500ドルのPro

同じ9月29日のDevDay 2026では、ほかにも発表がありました。常時稼働のエージェント「dots」もその1つです。ここではGPT-6.1 Solを選ぶうえで関係する3点だけ書きます。

  • Astra Ultrafast: GPT-6 Astraの高速版で、CodexとChatGPTのWorkでは標準の最大8倍の速さとされています。ChatGPT側で使えるのは月額500ドルのProと、対象のEnterprise・Eduだけです。プランに含まれる利用枠は、Standardの8倍の速さで消費します
  • GPT-6.1 SolのUltrafast: 本体告知は「提供開始します」と書いていますが、DevDay 2026の振り返りは「近日中に登場予定」とし、公式ドキュメントも後日対応としています。9月30日朝の時点で、GPT-6.1 Solで選べる速度はStandardとFastです
  • 月額500ドルのPro: 最も高い利用上限と、Astra Ultrafastの利用が含まれるプランです。当サイトが9月27日にリークとして書いたChatGPT Pro Maxの記事の公式発表にあたります。公式の表記は「Pro Max」ではなく、月額500ドルのProです

GPT-6 Solを選んでいた人がやること

先週GPT-6 Solに切り替えた人は、もう一度モデル選択を見直すことになります。GPT-6 Solも引き続き使えるので急ぐ話ではありません。料金も枠もほぼ同じなので、試す負担は小さく済みます。以下の手順は公式ドキュメントの記載をもとにしたもので、みやっち🧑‍💻は実際の画面ではまだ確認していません。

  1. ChatGPTのWork、またはCodexでモデル選択を開く。普通のChatの画面ではありません。公式ドキュメントは、スマホのWorkも提供先に挙げています
  2. GPT-6.1 Solを選ぶ。公式ドキュメントによると、デスクトップアプリとWeb版のWorkでは「Advanced」を開くとモデルを指定できます。Codex CLIでは /model で切り替えます。Enterprise・Eduで表示されない場合は、管理者が有効にしているかを確認します。Codexの設定ファイルでモデルを指定している人は、公式ドキュメントの例が model = "gpt-6.1-sol" になっているので、そこを書き換えます
  3. 自分の定型業務を1つ流して、GPT-6 Solのときの結果と比べる。毎月の資料の読み込み、議事録の整理など、結果の良し悪しを自分で判断できる仕事を選びます

よくある質問

無料プランで使えますか

使えません。ChatGPTの公式ドキュメントは、無料とGoは開始時点でGPT-6.1 Solの対象に含まれないと書いています。対象はPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduで、Enterprise・Eduは管理者が有効にしてから使えます。

GPT-6 Solはなくなりますか

公式資料に提供終了の記述はありません。GPT-6 SolはGPT-6.1 Sol・GPT-6 Lunaと並んで、WorkとCodexで引き続き使えます。変わったのは公式の推奨で、推奨モデルのカードからGPT-6 Solが外れ、GPT-6.1 Solに入れ替わりました。

Claude Opus 5.5とどちらが上ですか

公式資料からは断定できません。OpenAIの発表では、GDP.pdfとAutomationBenchでGPT-6.1 SolがClaude Opus 5.5を上回ったとされていますが、Opus 5.5の値は公開レポートからの引用で、OpenAIが同じ条件で測り直した数字ではありません。Opus 5.5の中身はClaude Opus 5.5の記事に整理しています。


GPT-6.1 Solは、GPT-6 Solの7日後に出ました。みやっち🧑‍💻の見立てでは、この間隔で後継が出るなら、モデルの名前を覚えるより、任せたい定型業務を1つ決めておくほうが長持ちします。新しいモデルが出るたびに同じ仕事を流せば、発表値ではなく自分の業務での差が分かります。その業務を、毎回説明しなくても済む形、つまりClaude Code・Codexで作る自分専用のAIエージェントに落としておけば、新しいモデルが出た日に、中のモデルを差し替えて同じ仕事を流すところから始められます。AI Crewでは、経営者・個人事業主・士業・会社員が自分の業務をClaude Code・Codexに渡せる形にする方法を扱っています。まず無料セミナーでお会いしましょう。

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