GPT-6 Sol・Lunaが正式リリース|API半額、ChatGPTではWorkとCodexだけ、GPT-5.5は10月14日に引退【2026年9月22日発表】

GPT-6 SolとGPT-6 Lunaは、OpenAIが2026年9月22日(米国時間)に正式リリースしたGPT-6世代の2階層です。API料金はGPT-5.6の半額、そしてChatGPTでは「Work」モードとCodexから先に使えるようになり、普通のチャット画面にはまだ来ていません。 9月3日のGPT-6 Astraが最上位として出たあと、その知能を「速く・安く」の方向に広げたのが今回の2つです。この記事は発表翌日に公式資料を読んで整理したもので、みやっち🧑‍💻はまだSol・Lunaを業務で使い込めていません。

GPT-6 Sol・Lunaとは: OpenAIが2026年9月22日に正式リリースしたAIモデル。モデルIDは gpt-6-sol と gpt-6-luna。最上位のGPT-6 Astraの学習手法を引き継ぎ、Solは「複雑なコーディングとエージェント作業」向け、Lunaは「要約・抽出・絞った作業を大量にこなす」向けと位置づけられている。API料金は100万トークンあたりSolが入力2ドル・出力10ドル、Lunaが入力0.10ドル・出力0.50ドルで、GPT-5.6の同階層の半額。ChatGPTではPlus・Pro・Business・Enterprise・EduのWorkモードとCodexで当日から使え、無料とGoはデスクトップアプリでLunaのみ。通常のChatにはまだ提供されていない。

【2026年9月30日追記】 GPT-6 Sol・Lunaの発表から1週間後の2026年9月29日(米国時間)に、後継のGPT-6.1 Solが発表されました。API料金は入力2ドル・出力10ドルで据え置き(キャッシュ入力は0.20ドルから0.10ドルに下がりました)、ChatGPTで使える場所も同じくWorkとCodexです。ChatGPTの公式ドキュメントの推奨モデルはGPT-6 SolからGPT-6.1 Solへ入れ替わりましたが、GPT-6 Solも引き続き使えます。GPT-5.5引退の置き換え先の案内は、9月30日朝の時点でGPT-6 Solのままです。変わった点はGPT-6.1 Solの解説記事にまとめました。

【2026年10月8日追記】 2026年10月7日(米国時間)、GPT-6がChatGPTの通常のチャット画面(Chatタブ)にも提供され始めました。Plus・Pro・Business・EnterpriseはGPT-6 Sol、無料・Goは米国時間10月8日から順次GPT-6 Lunaです。あわせて、回答が図やボタン、計算機になる新機能Intelligent UIが加わりました。WorkとCodexのモデルは変わりません。詳しくはGPT-6がChatGPTの通常チャットに登場した記事へ。この記事の以下の本文は9月23日時点の記録です。

いつ・どこで自分が使えるのか(Chatにはまだ無い)

ここが一番知りたいところなので先に書きます。公式の本体告知にはこう書かれています。「GPT-6 SolとGPT-6 Lunaは本日から、すべてのPlus・Pro・Business・Enterprise・EduユーザーがChatGPT WorkとCodexで利用できます。無料とGoのユーザーはデスクトップアプリでGPT-6 Lunaを利用できます。これらのモデルはまだChatでは利用できません」。最後の一文が、今日いちばん押さえておきたい点です。

どこで誰が使えるモデル
ChatGPTのWorkモード(デスクトップアプリ・Web)Plus・Pro・Business・Enterprise・EduSol・Luna
Codex(デスクトップアプリ・CLI・IDE拡張)同上Sol・Luna
ChatGPTのChat(普通の会話画面)—(9月23日時点)まだ提供なし(2026年10月7日にSol・Lunaが提供開始。続報)
デスクトップアプリ無料・GoLunaのみ
APIすべてgpt-6-sol・gpt-6-luna

ChatGPTの「Work」は、複数ステップの作業を自律的に進めるモードです(2026年7月に登場したモードです。ChatGPTとCodexの違いの記事で触れています)。だから、いつものチャット画面のモデル選択にSolやLunaが無くても正常です。 探す場所はWorkモードとCodexです。Codexのクラウド実行は現時点で対象外と公式ドキュメントに書かれています。

公式は「サービスを安定させるため、当日中に段階的に展開する」としており、WorkやCodexにもまだ出ていない場合は時間を置いて確認することになります。Chatにいつ来るかは「まだ」としか書かれていません。

GPT-5.5は10月14日に引退、置き換え先がSol・Luna

ChatGPTの公式ドキュメントに、もうひとつ実務に効く記述があります。「2026年10月14日に、GPT-5.5はすべてのプランのChatGPT・ChatGPT Work・Codexから引退します」。そして置き換え先が明記されています。

  • Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu → GPT-6 Sol
  • 無料・Go → GPT-6 Luna(デスクトップアプリ)

GPT-5.5を指定して使っている自動化やプロジェクトがある人は、10月14日までにSolかLunaへ切り替える必要があります。公式は、ワークスペースの既定・保存したモデル設定・カスタムエージェント・定期タスク・モデルを選ぶスクリプトの中のGPT-5.5指定を、10月14日までに置き換えるよう案内しています。なおこの引退はAPIには適用されません。

料金はGPT-5.6の半額、Claude Opus 5.5の半額でもある

APIの従量課金は公式の料金ページで確定しています。

100万トークンあたりGPT-6 SolGPT-5.6 SolGPT-6 LunaGPT-5.6 Luna
入力2ドル4ドル0.10ドル0.20ドル
キャッシュ入力0.20ドル0.40ドル0.01ドル0.02ドル
出力10ドル20ドル0.50ドル1.20ドル

公式は「GPT-5.6のプロモーション価格と比べて50%引き下げ」と表現しています。比較対象は、7月30日のLuna・Terra値下げに続いて8月21日にSolも期間限定で下がった後の価格(Solは入力4ドル・出力20ドル。経緯はFable 5.1とAstraの比較記事に整理)で、GPT-5.6 Solのプロモーション価格は少なくとも2026年11月21日まで続くと公式ドキュメントに書かれています。

もう1つ見ておきたい比較があります。GPT-6 Solの2ドル・10ドルは、同じ日にAnthropicが出したClaude Opus 5.5(4ドル・20ドル)のちょうど半額で、Claude Sonnet 5(2ドル・10ドル)と同額です。GPT-6 Astra(10ドル・50ドル)と比べると5分の1です。Astraのときと同じく、プロンプトが27万2000トークンを超えるとそのリクエストは入力2倍・出力1.5倍になるので、長い資料をまとめて放り込む使い方をする人はここだけ注意してください。

同じプランで送れる回数の目安が増えた

ChatGPTの月額プランの人にとって、API単価より直接効くのはこちらです。ChatGPTの公式ドキュメントには、モデルごとに「5時間あたりに送れるメッセージ数の目安」が載っています(2026年9月23日時点。幅のある概算値です)。この枠はChatGPT WorkとCodexで共有され、表の数字は手元のパソコンで実行する1回あたりの目安です。クラウドでの実行はGPT-5.6 Solが使われ、手元での実行より多く枠を消費することがあると公式が書いています。5時間の枠とは別に週次の上限もかかります。

プランGPT-6 LunaGPT-6 SolGPT-5.6 SolGPT-6 Astra
Plus350〜3,00015〜15010〜1005〜45
Pro(5倍)1,750〜14,00070〜70050〜50025〜225
Pro(20倍)7,000〜56,000300〜3,000200〜2,000100〜900

同じPlusでも、GPT-6 SolはGPT-5.6 Solの1.5倍、LunaはSolの20倍以上送れる計算です。値下げがそのまま使用量のカウントに反映されている形で、公式Xも「より高い利用上限と低いコストで、試行錯誤の余地が広がる」と説明しています。上限に当たって作業が止まる人は、まず「この仕事はLunaで足りないか」を考えると、枠の使い方が変わります。

Business(標準シート)はPlusと同じ目安で、月額100ドル換算のプレミアムシートにはPro 5倍の目安が適用されます。

【2026年9月30日追記】 この節の表と説明は9月23日時点の記録です。9月30日時点の公式ドキュメントでは、この目安の表はPlusとStandard Businessの2列になり、Proについては「Pro plans currently have no five-hour limit.」(Proプランには現在、5時間の上限がない)と書かれています。5時間の上限についての記載で、プランに含まれる利用枠そのものが無くなったわけではありません。

公式が挙げた性能(すべてOpenAIの自社発表値)

数字はすべてOpenAIが自社で測って発表したものです。第三者の検証はありません。

  • 業務ワークフロー(AutomationBench): GPT-6 Solは33.2%で、1タスクあたり0.27ドル。OpenAIはこれをClaude Opus 5(26.9%・コスト11.1倍)と比べています。ただし同じ日に出たClaude Opus 5.5はこの比較に入っていません
  • 事実性: ユーザーが誤りを指摘した実際の会話をもとにした社内評価で、SolはGPT-5.6 Solの約半分のミス。Lunaも高い思考深度ではGPT-5.6 Solに匹敵し、コストは約100分の1
  • コーディング: DeepSWE v1.1でSolは68.8%(Claude Fable 5の最高値69.9%に1.1ポイント差・約80%低コスト)
  • PC操作(OSWorld 2.0): SolはClaude Opus 5と同等の60%台を、約80%低いコストで
  • 文章: Astraで改善された話し方を引き継ぎ、「より明快で、専門用語や奇妙な言い回しが減り、細かすぎる情報が減り、少し短い」とされています

Lunaについて、「要約・抽出・絞ったコーディング」向けの最も効率的なモデルと公式が位置づけている点は押さえておく価値があります。日次の定型作業をAPIで回している人にとっては、単価の桁が変わる話です。たとえば1件あたり入力1,000トークン・出力200トークンの定型作業を1万件流すと、入力1,000万トークンで1ドル、出力200万トークンで1ドル、合計およそ2ドルです(前提のトークン数を変えれば金額も変わります)。

同じ日に出たClaude Opus 5.5とはどちらが上か

答えは「公式資料からは分からない」です。OpenAIの比較表はClaude Opus 5やFable 5・5.1を、Anthropicの比較表はGPT-6 AstraやGPT-5.6 Solを相手にしていて、両社とも、相手が同じ日に出したモデルとは比べていません。同じテストで両方を測ったデータが出るまで、優劣を語る材料はありません。

判断に使えるのは、料金と提供範囲だけです。SolはOpus 5.5の半額、ただしChatGPTの普通のチャットにはまだ無い。一方のOpus 5.5は、Anthropicの公式ドキュメントによればClaude Codeの既定モデルになりました(詳しくはClaude Opus 5.5の記事)。Claude Code・Codexの両方を使っている人は、それぞれに新しい上位モデルが来たので、同じ定型業務を両方に流して結果を見比べるのが、いちばん早い自分用の比較です。

変わっていないこと

  • GPT-6 Astraは最上位のままです。公式は「Astraは引き続き、あらゆる面で最良のモデル」と書いています
  • GPT-6世代のTerraについては言及がありません。GPT-5.6にあったSol・Terra・Lunaの3階層のうち、GPT-6で出たのはAstra・Sol・Lunaで、Terraの後継が出るかどうかは公式資料に書かれていません。なおGPT-5.6のSol・Terra・Lunaは、ロールアウト中も引き続き使えると公式ドキュメントに書かれています
  • 今日から何かを乗り換える必要はありません。Chatにはまだ来ておらず、GPT-5.5の引退も10月14日です

よくある質問

普通のChatGPTの画面にGPT-6 Solが出てこないのですが

正常です。公式は「まだChatでは利用できない」と明記しています。使えるのはWorkモードとCodexだけで、Chatにいつ来るかは公表されていません。 【2026年10月8日追記】 10月7日(米国時間)からChatタブにもGPT-6 Sol(Plus以上)・GPT-6 Luna(無料・Go。翌日から順次)が提供され始めました(続報)。

無料プランで使えますか

無料とGoのユーザーは、デスクトップアプリでGPT-6 Lunaを使えます(通常速度のみ・ロールアウトの状況次第)。Solは対象外です。Web版やスマホでのLunaの扱いは公式に書かれていません。 【2026年10月8日追記】 米国時間10月8日から、無料・GoのChatタブにもGPT-6 Lunaが順次展開されます(続報)。

GPT-5.5を使い続けられますか

2026年10月14日にChatGPT・ChatGPT Work・Codexのすべてのプランから引退します(APIは対象外)。Plus以上はGPT-6 Sol、無料・GoはGPT-6 Lunaが置き換え先です。

画像も読めますか

Sol・Lunaとも入力は文章と画像、出力は文章です。Lunaは公式のモデル仕様で、音声のLiveやRealtime、ファインチューニングに対応していないと明記されています。


Sol・Lunaが変えたのは、同じ仕事を任せる単価と枠です。安く・多く回せるようになった分だけ効いてくるのは、任せる仕事が「毎回説明しなくても済む形」で用意してあるかどうかで、そこが無いと単価が下がっても回す量は増えません。AI Crewでは、経営者・個人事業主・士業・会社員が自分の業務をClaude Code・Codexに渡せる形にする方法を扱っています。まず無料セミナーでお会いしましょう。

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