ChatGPT広告の効果|約70クリックでLINE登録0件。無料・Goプラン向けの広告は、AI講座の集客には無意味だった

みやっち🧑‍💻の写真を使ったChatGPT広告のカードと、オフにした配信スイッチ

AIの学校「AI Crew」を運営しているみやっち🧑‍💻です。ChatGPT広告を自社のセミナー集客に出してみて、1晩で止めました。 2026年9月17日の夜に日予算2,500円で配信し、9月17日分の暫定値(停止後の23時51分時点)で表示8,797回・クリック73回、LINE登録は0件でした。数字以上に決め手になったのは、ChatGPT広告が無料プランとGoプランの利用者などにしか表示されない仕様です。仕事でAIに課金している経営者に届けたいAI講座にとって、この広告枠は無意味だと判断しました。

AI講座の集客で検証したChatGPT広告の効果: ChatGPT広告は、無料プラン・Goプランの利用者などに、ChatGPTの回答の下のスポンサー枠として表示されます。Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduの利用者には表示されません。AI Crewが2026年9月17日に日予算2,500円で出稿した結果は、暫定値でクリック73回・LINE登録0件でした。

Ads Managerの広告プレビュー2枚。みやっち🧑‍💻の写真に「自分の判断基準を、AIに引き継ぐ」「社長が一番働いている会社は、AI化できていない」の見出しが付いている

実際に出した6本のうち、表示が出た2本の広告プレビューです。出稿の手順や費用の決まり方はChatGPT広告の出し方にまとめています。この記事は、実際に出してみた結果と、止めた理由の話です。

ChatGPT広告は有料プランの人にも表示されるのか

表示されるのは、無料プラン・Goプランの利用者と、ログインせずに使う人です。 2026年9月17日時点のOpenAI公式ヘルプ「Ads in ChatGPT」では、次のように整理されています。

ChatGPTの使い方広告
無料プラン表示されることがある
Goプラン(低価格の有料プラン)表示されることがある
ログインせずに使う全年齢向けの広告が表示されることがある
Plus・Pro表示されない
Business・Enterprise・Edu表示されない

このほか、18歳未満と判定された人や一時チャットには表示されず、個人の健康・メンタルヘルス・政治などの話題の近くにも表示されません。つまり、会社のChatGPT Businessや個人のPlusのアカウントで使っている間は、予算をいくら積んでもChatGPT広告は表示されません。無料プランとGoプランで今どこまで使えるかは、ChatGPT無料版がテキスト無制限になった話で整理しています。

ChatGPT広告は年齢や職業では絞り込めない

ChatGPT広告で広告主が設定できる項目は、OpenAIのヘルプ「Create Campaigns」と開発者向けドキュメント「Targeting」によると次の範囲です。

  1. 地域: 国を指定し、除外もできる。州・市・郵便番号の単位で指定できる場合もある
  2. プラットフォーム: Ads Managerの画面では、iOSアプリ・iOSのWeb・Androidアプリ・AndroidのWeb・パソコンのWebの5つから選ぶ
  3. カスタムオーディエンス: 自社が持つメールアドレスや電話番号の名簿。配信対象に指定するには照合できた人が2万5千人以上必要で、除外には下限がない
  4. コンテキストのヒント: どんな相談の場面に関係する広告かを、広告グループに文章で書く。完全一致のキーワードではなく、配信対象の指定の代わりにもならない補足情報
  5. 予算と入札

Ads Managerのキャンペーン編集画面。対象地域は日本、除外地域は空欄、対象プラットフォームはAll platforms、配信対象と除外のカスタムオーディエンスは未作成、1日の予算は2,500円

年齢・職業・業種・利用プランで絞り込む項目はありません。どの会話で広告を出すかはOpenAI側がその都度決めます。判断材料は、今の会話の内容と意図、広告の見出し・説明文・着地ページ、コンテキストのヒント、入札額などです。広告のパーソナライズがオンの利用者には、ほかのチャットや過去の広告への反応も使われることがあります。

AI Crewが出したChatGPT広告の設定

2026年9月17日、開始日時を21時5分にしてキャンペーンを公開し、21時12分に広告6本が配信中になりました。設定は次のとおりです。

  • 予算と期間: 日予算2,500円(画面上の1日の最大支出額は5,000円)、10月1日までの予定
  • 対象: 日本・全プラットフォーム、入札は既定の「成果を最大化」
  • 広告: 切り口2つ×3本ずつの計6本。画像はみやっち🧑‍💻の写真、見出しは「自分の判断基準を、AIに引き継ぐ」「社長が一番働いている会社は、AI化できていない」など
  • コンテキストのヒント: 一人社長・個人事業主・士業が、見積書・請求書・問い合わせ返信といった繰り返し業務を、AIエージェント(Claude Code・Codex)に任せる仕組みを作れる講座、と書いた
  • 着地先: 12月3日の無料セミナーの先行案内ページ。LINEに登録すると案内が届く

実は最初、着地先をAI Crewのサイトのトップにしたまま公開していました。トップは講座全体の紹介ページで、12月3日のセミナーへつなぐ入口になっておらず、広告の成果として何を数えるかが決まらないので、登録単価も測れませんでした。管理画面に表示も消化額もまだ出ないうちに配信を止め、先行案内の専用ページを2枚作って差し替えてから、22時半過ぎに再開しました。

結果:約70クリックでLINE登録0件

23時20分台に配信を止めました。数字は9月17日分の暫定値で、あとから動く可能性があります。表示回数・クリック・消化額は23時51分時点、LINE関連は23時30分台のUTAGEの集計(その後の社内の動作確認分を除く)です。管理画面のレポートは遅れて出るため、最初に止める前の配信分が含まれているかどうかは、この時点では切り分けられていません。

指標暫定値
表示回数8,797回
クリック73回(クリック率 約0.8%)
先行案内ページの表示GA4のリアルタイムで約45回(23時29分に見た直近30分の値。社内の確認を数回含む。集計の時間幅が違うため、クリック数とは一致しない)
LINE登録のリンクを開いた人0人
LINE登録0件
消化額管理画面では¥0表示のまま。確定額は未確認

気づいたことが3つあります。

  1. 配信は1本に集中した: 6本のうち4本は表示0回でした。表示のほとんどが「自分の判断基準を、AIに引き継ぐ」1本に集まり、表示8,406回・クリック69回です。
  2. 予算は1晩で上限に届いた: 23時過ぎには全6本が「予算による制限」になり、理由には「キャンペーン予算の上限に達しました」と出ました。
  3. 消化額の表示は遅れる: クリックが73回あっても、管理画面の消化額は¥0のままでした。OpenAIの公式ドキュメントでも、消化額は表示回数やクリックより後から反映され、0と表示されていても費用が発生していないとは限らないと説明されています。

母数は1晩・73クリックと小さく、LINE登録0件の原因を数字だけで証明はできません。LINE登録のリンクが壊れていないことは確認しました。

ChatGPT広告を1晩で止めた理由

AI Crewが広告を届けたい人に、ChatGPT広告は仕様の上で届かないからです。 AI Crewは、Claude Code・Codexで自分の業務をAIエージェントに任せる仕組みを作る、経営者・個人事業主・士業・会社員向けの講座です。今回の広告で狙ったのは、ChatGPTを仕事で毎日使っているのに、仕事が減らない壁に当たっている経営者・個人事業主・士業です。

仕事でAIを使い込んでいる人ほどPlusやBusinessに課金しているはずで、ChatGPT Businessの人にも出ないなら、課金していない人に講座の広告を出してもほとんど意味がない、というのがみやっち🧑‍💻の判断です。年齢や職業で絞り込めず、名簿で狙うにも照合できた人が2万5千人以上必要です。予算を増やしても、コンテキストのヒントを書き直しても、この構造は変わりません。

無料で使っている人が悪いわけではありません。講座の見込み客と重ならない枠に、広告費を払い続ける意味がないという判断です。みやっち🧑‍💻の指示は「マジで意味ないので、この広告は今すぐ止めましょう」。キャンペーンはその場でオフにしました。

ChatGPT広告が向いていそうな商材(みやっち🧑‍💻の見立て)

OpenAIの公式ページ「ChatGPT での広告のテスト」には、レシピを調べている人にミールキットや食料品宅配サービスの広告が表示されることがある、という例が載っています。ここからは実測ではなく見立てです。

  • 向いていそう: 無料で使っている人がそのまま買い手になる、個人向けの商品やサービス。日常の相談の流れで比較して選ぶもの
  • 向いていなさそう: 仕事でAIを使い込んでいる人に売りたい商材や、会社の決裁で導入される法人向けサービス。見込み客が有料プランにいるほど届きにくい

ChatGPTの中で事業者に見つけてもらう経路は、広告枠だけではありません。回答の中で紹介される側(LLMO)について、自社の問い合わせの入口がChatGPTだったと分かった話はLLMOとはにまとめています。

出稿から停止まで、手を動かしたのはAIエージェント

今回、出稿、着地先の作り直し、計測の設定、停止、この記事の下書きまでを1晩で進められました。作業の大半をClaude Codeに任せていたからです。

  • Claude Codeがやったこと: キャンペーンと広告6本の入稿(みやっち🧑‍💻と画面を見ながら)、先行案内ページ2枚の作成と公開、広告管理画面の計測タグの実装、広告6本の着地先の差し替え、キャンペーンの停止と再開、設定と数字の記録
  • みやっち🧑‍💻がやったこと: カード情報と事業者確認の入力、規約に同意するかどうかと「出す」「止める」の判断

広告が当たるかどうかは、出してみないと分かりません。試して、数字を見て、止める。その手作業をAIエージェントに任せておくと、人は判断に集中できます。

よくある質問

ChatGPTの有料プランにも広告は出ますか

Goプランには出ることがあります。Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduのアカウントには出ません。2026年9月17日時点のOpenAI公式ヘルプの記載です。

ChatGPT広告は職業や年齢で配信対象を絞れますか

絞れません。広告主が設定できるのは、地域・プラットフォーム・カスタムオーディエンス(自社の名簿)・コンテキストのヒント・予算と入札です。

ChatGPT広告の消化額はいつ管理画面に出ますか

表示回数とクリックは早ければ数分で出ますが、消化額はそれより後から反映されます。レポート全体が最大7時間ほど遅れることもあります。AI Crewの出稿では、クリックが73回になった23時51分の時点でも、管理画面の消化額は¥0表示のままでした。

業務をAIエージェントに任せる仕組みの作り方は、無料セミナーで解説しています。まず無料セミナーでお会いしましょう。

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「AI Crew」は株式会社AI Orchestraの登録商標(登録第6942947号)です。