Claude Codeで画像生成する方法|作業の途中でGPT Imageを呼ぶスキル・CLI・MCPの選び方
先に結論です。Claude Codeで画像を作らせたいなら、画像生成の道具を「スキル(手順書)」にして、作業の途中で呼ばせてください。Claude Code自体は画像を描きません。描くのは別の画像生成AIで、Claude Codeはそれを呼び出し、できた画像を保存して作業に組み込む役です。みやっち🧑💻は、Codex CLIに組み込まれた画像生成(GPT Image)をスキルにして、動画編集やサムネイル作りの途中で必要な画像をその都度作らせています。
Claude Codeで画像生成するとは Claude Codeに、画像生成AIを呼び出すコマンドやツールを使わせて、作業の途中で画像を作らせ、決めた場所に保存させることです。呼び出し方は、CLI(コマンド)を直接呼ばせる、スキルにまとめて呼ばせる、MCPで画像生成ツールをつなぐ、の3つがあります。

Claude Codeで画像を作らせる3つの方法
方法ごとの違いを先に並べます(2026年10月時点で各公式ドキュメントを確認)。
| 方法 | やり方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| CLIを直接呼ばせる | 「Codexのコマンドで画像を作って」とその都度頼む | まず1枚試したい |
| スキルにする | 呼び出し方・保存先・確認の手順を手順書にしておく | 制作の途中で何度も画像が要る |
| MCPでつなぐ | 画像生成ができるMCPサーバーをClaude Codeに追加する | すでに使いたいMCPサーバーがある |
CLIを直接呼ばせるのが一番手軽です。Codexには codex exec という、対話画面を開かずにコマンドから動かす「非対話モード」があり(OpenAI公式ドキュメント「Non-interactive mode」)、Claude Codeはこれを自分で実行できます。ただ、毎回「どう呼ぶか・どこに保存するか」を説明し直すことになります。
スキルにすると、その説明を一度書くだけで済みます。Claude Codeの公式ドキュメント「Skills」によると、スキルは SKILL.md に指示を書いたもので、Claudeは依頼が説明(description)に合うと自分で読み込みます。スクリプトを同梱して実行させることもできます。スキルそのものの考え方はClaude Codeのスキルとはにまとめています。
MCPでつなぐ方法は、MCPという外部ツールとの接続の仕組みを使います。みやっち🧑💻は画像生成ではこの方法を使っていないので、体験としては書けません。公式ドキュメント「MCP」には「接続する前に、そのサーバーを信頼できるか確認する」と注意書きがあります。使う場合は、提供元が分かるものを選んでください。
みやっち🧑💻の方法:Codex CLIのGPT Imageをスキルから呼ぶ
みやっち🧑💻が使っているのは、自作のスキル image-gen-codex です。中身は、手順書(SKILL.md)と小さなシェルスクリプトの2つです。スクリプトが codex exec でCodexを動かし、Codexに組み込まれた画像生成で1枚作って、指定した場所に保存します。
OpenAIの公式ドキュメント「Image generation」によると、Codexの組み込みの画像生成が使うモデルは gpt-image-2(GPT Image 2)です。
認証は、CodexにChatGPTアカウントでサインインする方式です。みやっち🧑💻は画像生成のために、APIキーを別途発行していません。公式ドキュメント「Authentication」では、サインイン方法は「ChatGPTでサインイン(契約中のプランの枠で使う)」と「APIキー(使った分の従量)」の2つで、APIキーでサインインすると標準のAPI料金になると説明されています。
ここは費用の誤解が出やすいところです。ChatGPTアカウントで使う画像生成は、Codexの利用枠から消費されます。公式ドキュメントでは、画像生成を含む1回のやり取りは、画像なしの同程度のやり取りより平均3〜5倍速く枠を使う(品質・サイズによる)とされています。大量に作るならAPIキーで生成してAPI料金を適用する方法も案内されています。どちらが合うかは、契約中のプランと作る枚数で変わるので、公式の最新の説明を確認してください。
動画編集の途中で、Bロールの画像までその都度作らせる
このスキルが効いている場面の1つが、動画編集です。みやっち🧑💻はClaude Codeに動画を編集させながら、必要な画像をその場でGPT Imageに作らせています。Bロール(話の内容を補うために差し込む映像)、画面に重ねるオーバーレイ、画面の隅に小さく出すピクチャーインピクチャーの画像までです。本人の言葉では「これをAIで作れるっていうのもかなりでかい」。
手作業でやるなら、画像が要るたびに編集を止め、画像生成のサービスを開いて作り、ダウンロードして素材フォルダへ移すことになります。スキルにすると、編集を頼んだ流れの中で、Claude Codeが画像を作り、編集に使います。動画編集そのものをClaude Code・Codexでどこまでできるかは、Claude Code・Codexで動画編集はどこまでできるかに書いています。
YouTubeのサムネイルも同じ画像生成(Codexに組み込まれたGPT Image)で、何パターンも出し、方向性を決めてまた出します。文字と見せ方を人が固定し、どこをAIに任せるかはYouTubeのサムネイルをAIで作る方法で詳しく書きました。
画像生成スキルの手順書に書いておくこと
スキルは、Claude Codeに「こういうスキルを作って」と頼めば作れます。みやっち🧑💻の image-gen-codex の手順書に書いてあるのは、次の流れです。
- 依頼を画像のプロンプトに組み立てる:「◯◯の画像を作って」という日本語の依頼を、場面・被写体・雰囲気・構図・避けたいものを具体的にした英語の指示に直す
- 保存先とファイル名をClaude Codeが決める:内容の分かる名前を付け、同じ名前のファイルがあれば上書きしない
- サイズや向きが分からなければ聞き返す:正方形か、横長か、縦長か。依頼に手がかりがあれば聞かずに進める
- スクリプトを呼ぶ:CodexのCLIで1枚生成し、指定の場所に保存する
- できた画像を開いて確かめる:意図とずれていれば、1か所だけ直して作り直す
5番目が大事です。作らせっぱなしにせず、Claude Code自身に画像を見させてから次の作業へ進ませます。
使ってみて決めた3つの注意
使ってみて分かり、手順書や記録に残している注意は3つあります。
- 同時に何枚も走らせない:みやっち🧑💻の環境では、複数枚を同時に起動すると何も言わずに止まりました(認証の競合とみています)。手順書に「必ず1枚ずつ順番に」と書いています。1枚ごとにCodexを起動するので、大量生成にも向きません
- Codexの枠が尽きると、Claude Code側の作業が止まる:Codexの利用枠が上限に達したとき、Claude Codeから呼んでいた画像生成の工程が止まりました。症状がClaude Code側に出るので、原因に気づきにくくなります(Codexのクレジット実測)。Codexのアカウントを切り替えたときも、呼び出しの認証が切れます(AIの複数アカウント運用)
- 日本語の文字をたくさん描かせる用途には使わない:公式ドキュメントでも、文字量の多い文章や本番用の文字組みは全部の語を確認し、必要ならデザインツールで仕上げるよう案内されています。この記事のサムネイルも、絵だけを作り、文字は後から組んでいます
画像が「別の作業」から「作業の途中の1手」になる
状態の変化で言うと、こうです。
- 手作業の場合:画像が要るたびに作業を中断し、別のサービスで作って、ダウンロードして、フォルダへ移し、差し込む
- スキルにしたあと:編集やサイト制作を頼んだ流れの中で、Claude Codeが画像を作り、保存し、確かめてから使う。人が決めるのは、どんな画像が要るかと、仕上がりの判断
画像生成AIそのものは、ブラウザのチャットでも使えます。ただ、チャットで作った画像は、人が持ち運ばないと制作物に入りません。Claude Code・Codexのように手元のファイルを読み書きできるAIエージェントなら、画像を作る工程を制作の流れの中に置けます。毎回同じ段取りで画像を作っているなら、そこがスキルにする候補です。画像生成AIの全体像や使いどころは画像生成AIとはで整理しています。
よくある質問
Claude CodeだけでGPT Imageの画像は作れますか
Claude Code自体には画像を描く機能はありません。Codex CLIなど画像生成ができる道具を別に用意し、Claude Codeから呼び出します。みやっち🧑💻はCodex CLIをChatGPTアカウントでサインインして使い、組み込みの画像生成(公式ドキュメントでは gpt-image-2 と案内されています)をスキル経由で呼んでいます。
画像生成にAPIキーは必要ですか
Codex CLIをChatGPTアカウントでサインインして使う場合は、画像生成のためにAPIキーを別途発行しなくても動きます。利用はCodexの利用枠から消費されます。APIキーでサインインすると、標準のAPI料金での利用になります(OpenAI公式ドキュメント「Authentication」)。
MCPとスキル、どちらで画像生成をつなぐべきですか
すでに使いたい画像生成のMCPサーバーがあるならMCP、手元のCLIを決まった段取りで呼びたいならスキルが向いています。みやっち🧑💻はスキルを使っています(MCPでの画像生成は使っていません)。保存先・ファイル名・確認の手順まで手順書に書けるからです。
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