Claude Codeで議事録作成|Zoom文字起こし・PLAUD録音からの実運用5ステップ
議事録づくりは、Claude Codeに任せられます。議事録専用のAIツールを新しく契約しなくても、いま使っているClaude Codeと「会議の文字起こし全文」さえあれば、決定事項と次のアクションまで整理された議事録ができあがります。みやっち🧑💻の会社では、オンラインも対面も、打ち合わせの議事録はこの方法で作るのが標準になっています。
Claude Codeでの議事録作成とは 会議の文字起こし全文をClaude Codeに渡し、決定事項・次のアクションを構造化した議事録に整えてもらう方法です。オンライン会議はZoomなどの自動文字起こしを、対面の打ち合わせはAIボイスレコーダーの録音書き起こしをソースにします。
なぜ議事録専用ツールではなくClaude Codeで作るのか
打ち合わせのたびに、記憶とメモを頼りに30分〜1時間かけて議事録をまとめている方は多いはずです。Claude Codeに文字起こし全文を渡す方式にすると、議事録づくりは「ゼロから書き起こす仕事」から「AIの下書きを確認して直すだけの仕事」に変わります。人がやるのは、固有名詞と数字のチェックだけです。
みやっち🧑💻がこの方式にしている理由は、議事録が自分の作業フォルダにファイルとして残るからです。オフ会・打ち合わせ・法人研修など、対面の会話は基本すべて録音して書き起こしを作業フォルダに入れ、すぐ次の制作につなげる。これがみやっち🧑💻の運用の設計思想です。議事録専用ツールの画面の中に成果物が閉じ込められるのではなく、文字起こしと議事録が手元に貯まり、発信ネタづくりや次の打ち手の検討にすぐつなげられます。
なお、この記事は議事録AIツールの比較記事ではありません。「どのツールを選ぶか」ではなく、「すでに使っているClaude Codeで議事録をどう作るか」という手順の話です。
オンライン会議の議事録はどう作るか(Zoom×Claude Code)
オンライン会議は、Zoomの自動文字起こしがそのままソースになります。手順は4つです。
- Zoomの自動文字起こし機能をオンにして会議をする
- 会議後、文字起こしのテキストをClaude Codeの作業フォルダに入れる
- Claude Codeに「この文字起こしから議事録を作って。決定事項と次のアクションは表にして」と日本語で指示する
- できあがった議事録の固有名詞・日時・数字を自分の目で確認して確定する
みやっち🧑💻の実例では、2026年7月に行った共催セミナーの事前打ち合わせ(Zoomで約40分)の議事録をこの手順で作りました。できあがった議事録は、会議名・日時・参加者・アジェンダ・議論内容(背景→論点→結論の順)・決定事項の表・次のアクションの表という構成です。約40分の会話が、担当と期限つきのアクション一覧まで揃った状態で文書になります。
ZoomではなくTeamsやGoogle Meetでも、文字起こしの全文テキストさえ取り出せれば、この後の手順はまったく同じです。なお、文字起こしをテキストとして取り出せるかは各ツールのプランや設定に依存します(Zoomは有料プランのクラウド録画についてくる機能です)。
対面の打ち合わせはどう作るか(PLAUD録音×5ステップ)
対面はオンラインと違って自動文字起こしが残らないので、録音が起点になります。みやっち🧑💻はAIボイスレコーダーのPLAUDで録音し、2026年8月に法人訪問の議事録づくりをきっかけとして、次の5ステップを標準手順にしました。
- 録音一覧から、当日の打ち合わせの録音を選ぶ
- 書き起こし全文をテキストファイルとして取り出し、作業フォルダに入れる(PLAUDは録音後に文字起こしテキストをメールで受け取る設定もできます)
- Claude Codeに全文を読ませて、決定事項・ToDo・要確認事項を柱にした議事録を書かせる
- 書き起こし全文は無加工のまま保存し、議事録からそのファイルを参照する
- 相手の内部事情を含む録音は、保存ファイルの冒頭に「外部発信禁止」と明記する
ポイントは3の「全文を読ませる」です。PLAUDにもAI要約機能はありますが、みやっち🧑💻は要約ではなく書き起こし全文をClaude Codeに渡しています。理由は次の運用原則のとおりです。録音デバイス側の話は文字起こしAIの使いどころで、PLAUD NOTE Proの実機レビューとして解説しています(オンライン会議中心の方向けの、Nottaのようなアプリとの選び分けにも触れています)。
議事録の精度を落とさない運用原則は?
みやっち🧑💻の議事録運用には、道具が何であっても変わらない原則が2つあります。
1つ目は、要約だけで議事録を書かないこと。AIの要約は便利ですが、金額・日時・条件のような「一言一句が大事な情報」を落としたり丸めたりすることがあります。だから議事録は要約の清書ではなく、全文を読ませたうえでの構造化として作る。金額・日時・条件が出てくる会議ほど、全文に当たる価値があります。
2つ目は、全文は無加工のまま保存して、議事録から参照すること。議事録は人が読むための要約版であり、正本はあくまで書き起こし全文です。「議事録にはこう書いてあるが、実際の言い回しはどうだったか」を後から確かめられる状態にしておくと、認識違いのリスクを小さくできます。
毎回同じ指示を打たずに済ませるには(スキル化)
同じ議事録づくりを2回やったら、その手順は定型化のタイミングです。Claude Codeには繰り返しの手順を手順書として登録する「スキル」という仕組みがあり、みやっち🧑💻は議事録用のスキルを登録して、「議事録作って」の一言で発動するようにしています。
スキルには、会議名・日時・参加者・アジェンダ・議論内容・決定事項の表・次のアクションの表・保留事項という出力フォーマットを固定で書いてあります。毎回フォーマットを指示し直す必要がなく、誰との会議でも同じ型の議事録が出てくる状態です。参加者ごとのメモの更新のような周辺作業も、同じスキルの中で自動化できます。
作り方は簡単で、一度ふつうに議事録づくりを頼んだ直後にClaude Codeへ「今の手順をスキル化して」と頼むだけです。スキルの仕組みそのものはClaude Codeのスキル機能の解説にまとめています。こうした定型化はCodexでも同じ考え方でできます。
よくある質問
音声ファイルからClaude Codeが直接文字起こしできますか?
いいえ、文字起こしは前工程のツールに任せます。Claude Codeが担当するのは、文字起こし全文を読んで構造化する工程です。録音した音声ファイルをそのままAIに渡して内容を扱いたい場合は、Gemini Notebookに音声を読み込ませる方法があります。手順はGemini Notebookに音声を読み込ませる方法で実例つきで解説しています。
1〜2時間の長い会議でも議事録にできますか?
できます。みやっち🧑💻は会員向けライブ配信の長尺収録の書き起こしも、Claude Codeで記録化しています。長尺のときは、文字起こしの誤変換(Codexが「コーデックス」と書かれる、のような揺れ)を冒頭に辞書として一覧化してから、要点の構造化と書き起こし全文の2部構成に整える型を使っています。
議事録の内容をAIに渡しても大丈夫ですか?
会議の内容は機密情報を含むので、AI側の設定確認は必須です。Claude Codeなら、入力内容を学習データとして使われない設定にしたうえで使ってください。設定手順はClaude Code超入門②のプライバシー設定の節にあります。そのうえで、相手の内部事情を含む録音の書き起こしファイルには、冒頭に「外部発信禁止」と明記して管理するのが、みやっち🧑💻の運用です。
議事録を「次の仕事の起点」にする
議事録専用ツールとの一番の違いは、議事録が完成した後にあります。専用ツールは議事録を作って終わりですが、Claude Codeなら、議事録と全文が作業フォルダに貯まった瞬間から、お礼メールの下書き・次回アジェンダの準備・提案資料の作成まで、同じ場所で続けられます。会話の記録が「自分専用の仕事の基盤」に育っていく。この状態は、単発のチャットAIや議事録だけの専用ツールでは作れません。
非エンジニアがClaude Code・Codexを仕事の基盤にしていく最初の一歩は、AIの学校「AI Crew」の無料セミナーで解説しています。まず無料セミナーでお会いしましょう。




