Substackとは|SNS・LINE・メルマガは別物。一人社長が始めて決めた使い分けと、無料記事からYouTube・LINEへつなぐ型
先に結論です。Substackは無料で始められるニュースレターの仕組みで、書いた記事がメールとWebページの両方で読者に届きます。そして、SNS・LINE・メルマガは同じ「発信」ではなく、役割の違う別物として扱ってください。みやっち🧑💻は2026年10月にSubstackを始め、SNSは見つけてもらう場、LINEは個別の案内と特典の受け渡し、Substackはじっくり読む記事で信頼を貯める場、と役割を分けました。
Substackとは Substackは、記事をメールのニュースレターとして配信し、同時にWebページとしても公開できる発信プラットフォームです。無料で始められ、有料購読を設定した場合は収益の90%からクレジットカード手数料を引いた額が書き手の取り分になります(公式サイトの記載)。短文を投稿するNotes、iOS・Androidのアプリ、ポッドキャストや動画の配信機能も備えています。
みやっち🧑💻は、Instagram・Threads・X・YouTubeとLINEで発信してきた一人社長です。Substackを始めたのは2026年10月16日で、1週間ほど経った10月24日時点の感想は「今更ながら始めてみたのですが、めちゃくちゃやってよかった」でした。この記事では購読者数のような数字ではなく、始めるときに決めた媒体の使い分け、最初の5本の出し方、記事の型を書きます。型は始めて間もない段階の仮説で、成果の検証はこれからです。
Substackとは何か:料金・日本語・メール配信の仕組み
Substackの公式サイト(About・機能一覧)で、2026年10月に確認できた範囲を整理します。
- 料金: 無料で始められます。公式の表現は「Free to start」で、前払いの費用はなく、有料購読の収益が出たときにだけSubstackの取り分(10%)が発生する仕組みです。書き手には収益の90%からクレジットカード手数料を引いた額が残り、決済はStripe経由です
- 配信の形: 投稿はメールのニュースレターとして購読者に届けることができ、同じ内容がWebページとしても公開されます。予約投稿ができ、投稿ごとに無料公開か有料購読者限定かを選べます
- 日本語: 出版物ごとに言語を設定でき、プラットフォーム全体で多言語に対応しています。みやっち🧑💻の出版物は日本語で書いて日本語で配信しています
- 埋め込み: 記事内にYouTube・Spotify・Xなどの投稿を埋め込めます
- Notes: Substackの中にある短文の投稿フィードです。記事の購読者以外にも届く場として、2023年4月に書き手と読者の全員へ公開されました
有料購読の仕組みはありますが、みやっち🧑💻は有料購読での収益化を目的にしていません。理由は使い分けの話から先に書きます。
SNS・LINE・メルマガは何が違うのか
Substackを始めて最初に決めたのが、媒体ごとの役割です。SNSで発信している経営者・個人事業主・士業ほど「SNSとLINEがあるのに、メルマガも要るのか」と考えますが、3つは届く相手も読まれ方も違います。
| 媒体 | 役割 | 届く相手 | みやっち🧑💻の使い方(2026年10月時点) |
|---|---|---|---|
| SNS(YouTube・Threads・X・Instagram) | 見つけてもらう。短い接触を重ねる | まだ自分を知らない人と、フォローしている人 | YouTube1本を原液に、Threads・Xなどの文字媒体へ書き分けて出す。文字媒体の誘導先は「その動画1本」だけ |
| LINE | 個別の案内と、特典(キット)の受け渡し | 登録してくれた人 | テーマに合う特典キットを受け取る窓口。無料セミナーの案内 |
| メルマガ(Substack) | じっくり読む記事で信頼を貯める。もう一度届くための手段 | 無料購読した人(メール)と、Webで記事を読む人 | 単体で役立つ記事と図版。記事から当該YouTubeの実演と、キットのLINE受取へつなぐ |
SNSとブログの役割の違いはオウンドメディアはAI時代に意味ないのかに書きました。SNSの投稿を同じ文章のままメールで送っても、LINEの案内文をそのまま記事にしても、役割が混ざって読まれません。「SNSでのコミュニケーション、LINEでのコミュニケーション、メルマガでのコミュニケーションは別物だと思った方がいい」というのが、始めてみて最初に出た結論です。
なぜ収益化ではなく「YouTube・LINEへつなぐ」目的で始めたのか
みやっち🧑💻のSubstackの目的は「Substackで収益化する」ことではなく、「そこからLINEを取る、YouTubeに流す」ことです。無料記事で事業者との接点と信頼を作り、記事で扱ったYouTubeの実演を見てもらい、テーマに合う特典キットをLINEで受け取ってもらう。無料購読は、その人にもう一度届くための手段と位置づけています。
この位置づけは、YouTube1本を原液に12媒体へ書き分ける運用の中で決めました。X記事・Facebook・LinkedIn・Eight・note・Qiita・Zenn・YouTubeコミュニティ・Threads・AI Crew HP・Substack・Spotifyの12媒体(2026年10月16日時点)のうち、Substack以外の文字媒体の誘導先は「その動画1本」だけです。Substackだけは単体で役立つ記事と図版に書き直し、キットのLINE受取の案内を併設します。1本の動画を12通りに書き分ける作業は、Claude Code・Codexに任せています。
「今の時代、AIで横展開もすぐにできるので、絶対に全員がやった方がいい」というのがみやっち🧑💻の意見です。成果を約束する話ではなく、始めるコストが下がったという話です。実物は「みやっち🧑💻 | 事業を伸ばすためのAI活用法」で読めます。
Substackの始め方:最初の5本は既存の動画・記事を公開順に1日1本
始め方を、みやっち🧑💻が実際に踏んだ順番で書きます。アカウント登録とエディタの操作は公式の案内に沿えばよいので、ここでは「何を決めるか」に絞ります。
- アカウントと出版物を作り、名前・紹介文・言語を決める。名前は、誰向けに何を発信するかが分かるものにします。みやっち🧑💻の出版物名は「みやっち🧑💻 | 事業を伸ばすためのAI活用法」、紹介文(抜粋)は「経営者・個人事業主・士業に向けて、Claude Code・Codexを使った仕事の仕組みづくりを発信」です。出版物の言語設定もここで行います(公式の機能一覧に記載があります)。みやっち🧑💻の記事は日本語です
- 目的を1行で決める。「有料購読で収益化する」のか「無料記事から別の場所へつなぐ」のかで、記事の書き方もCTAも変わります。みやっち🧑💻は後者です
- 最初の5本は、公開済みの動画・記事を公開順に1日1本で出す(1本目は公開、残りは予約投稿)。ゼロから書き下ろさず、すでにあるものを記事に組み直します。自社では公開済みの長尺YouTube5本を公開順に並べ、1本目は10月16日に既存の記事を書き直して公開し、17日は新作YouTubeの枠として空け、残り4本を18日から21日の各20時で予約しました。以降は新しい動画を出すたびに、展開先の1つとしてSubstackを足します。「毎日投稿」を恒久的なルールにはしていません
- 記事は型で書く。次の節の7項目をチェックリストにします
- Notesを4系統で出す。記事の合間に短文で接点を作ります(後の節で説明します)
- 他の媒体で「始めました」と告知するときは、どこからの登録かを分けて計測する。みやっち🧑💻は10月22日に、媒体・配信回・設置位置ごとにUTMパラメータを分け、GA4で登録を計測する設定を入れました。数字が揃ってから、告知先と置き場所を絞ります
メルマガを始めるときに一番重いのは「何を書くか」ですが、3の方法なら最初の5本の題材は決まっています。YouTubeや既存の記事が無い場合は、過去にSNSで反応があった投稿を題材にする、という同じ考え方で始められます。
Substackの記事の型7項目(成果検証前の仮説)
型を決める前に、中島大介氏の「Substack初心者向けに使い方を解説します!」、しゅうへい氏の「1動画から9つのポストを作る「AI×コンテンツワークフロー」」など、先に始めている人の公開記事を読みました。それぞれの記事から取り入れたのは、タイトル下の画像・節ごとの図版・短い段落と本人の語り・動画の埋め込み・テーマに合う無料ガイドの案内です。それを自社の目的に合わせて7項目にしました。
- タイトルは、対象の仕事・困りごと・読む価値が分かるものにする。抽象語で終えない(企画の考え方はYouTubeの企画・タイトルの考え方と同じです)
- タイトル直下に、当該YouTubeと同じ確定サムネイルを置く
- 導入で、読者の課題と、読み終えたときに持ち帰れることを書く
- 本文は、実例・手順・判断を3〜5論点に編集する。台本を起点に、記事だけで理解できる形に再構成し、既存のnoteやX記事をそのまま転載しない(台本の作り方はYouTubeの台本をAIで作る方法)
- 動画の埋め込みは、実演を見る導線として当該YouTubeを入れる。メールで読む人が記事内で動画を再生しなくても論点が分かるように、本文だけで完結させる
- 主CTAは、関連するキットのLINE受取にする。まだ無いキットを約束しない
- 無料購読は補助の導線にする。記事は無料で読み切れる構成にし、途中で有料の壁を置かない
もう1つ、記事に「コピーして使うプロンプト」を載せるときの小さな発見があります。エディタのCode block(Plain Text)で入れるとコピー機能が付きますが、HTMLとして貼り付けただけでは付きませんでした(Webの公開ページで確認した範囲での自社の実測です)。読者にコピーしてほしい文章は、Code blockで入れてください。
Notesには何を書くか:4系統と、リンクを付けない理由
Notesは記事とは別の、短文のフィードです。みやっち🧑💻は次の4系統に分けています。
- 実務の気づき
- 試行錯誤・近況
- 判断の順番・考え方
- 記事の告知(記事カード付き)
1〜3にはリンクもCTAも付けません。Notesは売る場ではなく、信頼を貯める場と決めたからです。告知は4だけに寄せます。目安は1日1本・20時台ですが、これも約束ではなく運用の目安です。Threads・X・LinkedInと同じ文章をNotesに出すこともしません。媒体ごとに読者と読まれ方が違うので、同じ原液から別の文章に書き分けます(Threads側の書き分けと自動化はClaude Code×Threads運用の全自動化)。
Substackを足して変わったこと:SNS・LINE・メルマガの役割を1行ずつ言える
Substackを足して変わったのは、SNS・LINE・メルマガの役割を1行ずつ言えるようになったことです。1本の原液から媒体ごとに書き分ける流れ自体は、Substackより前からワンソースマルチユースとして回していました。そこにメルマガという展開先が加わり、役割の線が引けた形です。
- これまで: 原液から各媒体へ書き分けてはいたが、じっくり読む記事で信頼を貯める場がなく、SNS・LINE・メルマガの違いも言葉にしていなかった
- いま: YouTube1本を原液に、Substackでは単体で役立つ記事に組み直し、記事からYouTubeとLINEへ渡す。SNS・LINE・メルマガの役割を1行ずつ言える
この書き分けは、チャット画面に台本を貼って1媒体ずつ頼む方法でも始められます。みやっち🧑💻がClaude Code・Codexを選んでいるのは、台本・過去記事・表現ルール・媒体ごとの型をフォルダに置いて読ませれば、12媒体分を同じ基準で書き分けられ、型を直せば次回からそのまま反映されるからです。Substackの目的・型・Notesの系統も、AIカンパニーの中のファイルとして記録しています。初回の5本はみやっち🧑💻が改稿案を確認してから入稿しましたが、以降の展開では転載や言い過ぎの検査をAI側の手順(取りまとめ役の通し検査と、レビュー用のサブエージェント)に持たせ、みやっち🧑💻が見るのはサムネイルと概要欄です。
よくある質問
Substackは無料で使えますか
公式サイトは「Free to start」と書いており、前払いの費用はありません。有料購読を設定して収益が出たときにだけ、収益の90%からクレジットカード手数料を引いた額が書き手に分配される仕組みです。無料記事と無料購読だけで運用する分には、公式の「Substack is free to use」のとおり費用はかかりません。
Substackは日本語で使えますか
出版物ごとの言語設定と、プラットフォーム全体の多言語対応が、公式の機能一覧に書かれています。みやっち🧑💻は2026年10月から、記事もNotesも日本語で書いて配信しています。
メルマガの文章はAIで作れますか
作れますが、ゼロから「メルマガを書いて」と頼むより、YouTubeの台本や既存の記事を起点に、記事だけで理解できる形へ再構成させる方が中身が残ります。みやっち🧑💻はClaude Code・Codexに台本と記事の型を読ませて3〜5論点に編集させ、既存の投稿の転載がないかの検査も手順に組み込んで出しています。
SNSとLINEがあるのに、メルマガも始める意味はありますか
役割が違うので、置き換えにはなりません。SNSは見つけてもらう場、LINEは個別の案内と特典の受け渡し、メルマガはじっくり読む記事で信頼を貯める場です。みやっち🧑💻の意見は「絶対に全員がやった方がいい」ですが、それは成果の約束ではなく、既存の動画・記事を公開順に出せば始めるコストが小さい、という意味です。
自分のSNS・LINE・メルマガの役割を1行ずつ書けたら、次は1本の原液から書き分ける仕組みづくりです。講座では、自分の仕事をClaude Code・Codexで動く形に作り替えるところから扱っています。まず無料セミナーでお会いしましょう。




